最近、朝ヨガと夜ヨガをして、健康に過ごそうとしているまさやです。
桃といえば、甘くてみずみずしくておいしい果物です。
桃は美味しいので、桃が好きな人も多いです。しかし、桃は美味しいだけではないのはご存じでしたか?栄養満点なのです。健康に良いのはもちろん、美容を気にしている人やダイエットをしている人にもおすすめの果物なのです!
大学で分子生物学を学び、ドラッグストアに就業しながら、薬・栄養の情報を12年勉強しており、月間10本以上、年間120本の論文を読んでいる筆者が解説していきます。この記事では、桃に期待できる6つの健康!栄養がもたらす効能とは?について紹介していきます。その知識・経験を踏まえて解説してきます。(最近は月間20本に増えてきました!)
ぜひ、最後まで読んでください!
桃に期待できる6つの健康効果
どのような栄養素を桃が持っているのか、みなさんは、知っていますか?
桃の栄養素や効能について紹介します。
疲労回復
また、桃に含まれるクエン酸にも疲労回復効果が期待できます。クエン酸は、疲労物質である乳酸の代謝分解を促します。乳酸が筋肉へ蓄積するのを防ぐのです。
同じような効果が期待できるのは、ブドウ糖を含んでいるぶどうです。ぶどうに含まれる栄養については、以下の記事を参考にしてください。

美肌効果
ビタミンCが多く含まれている果物はザクロです。以下の記事は、ザクロの健康効果についてまとめてあります。よろしければ、参考にしてください!

アンチエイジング
ポリフェノール
アンチエイジングに効果が期待できる成分として、ポリフェノールがあります。ポリフェノールはぶどうやマスカットに豊富です。以下の記事は、マスカットの健康効果についてまとめてあります。よかったら、読んでください!

ビタミンE
またビタミンEは、油と一緒に摂ると吸収率が上がります。サラダで食べるときは、オリーブオイルなどの油と組み合わせてみましょう。脂肪も脂に含まれるので、おすすめがヨーグルトと一緒に食べることです。以下の記事はヨーグルトの健康効果についてまとめました。参考にしてください。
腸内環境を改善
同じようにペクチンが含まれる果物にはいちじくと、柿があります。
いちじくの健康効果については、以下にまとめました。よろしければ参考にしてください!

むくみの解消
後で表で紹介しますが、白桃に含まれるカリウム量は100g中180mgです。食品の中で、カリウムが多いと言われているのはきゅうりです。きゅうりのカリウム含有量が100g中200mgとされています。つまり、桃に含まれるカリウムの量は多いのです。

二日酔い緩和
美味しい桃の選び方
桃は本当にすぐ痛みます。
触ったらすぐに腐ってくるので、触らずに確認するには、見た目と重さです。
黒ずんでいるものは避ける
果皮が鮮やかな赤色に染まっている方が、やはり、美味しいです。また、全体にしっかりとうぶ毛があるかも、鮮度を示します。
全体的に色が薄いものグラデーション感が少ないものは避けましょう、黒ずんできているものは、鮮度も落ちてきているのでやめましょうね。
きれいな丸、できるだけ左右対称
桃はなるべく左右対称の方がいいでしょう。なぜなら、左右均等に成長が促されているからです。また、きれいな丸みがあり、ふっくらとしたものが糖度が高く、甘くて良いとされています。
張りがあって、ずっしり重い
果皮がしっとりとしていて張りある方が、みずみずしく新鮮です。また、重量感あり、ずっしり重みを感じるものがおすすめ。
桃の保存方法
桃の食べ頃は、購入した時である場合が多いです。
冷蔵保存
まとめ買いをしてしまった時など心配ですよね。保存したい場合には、冷蔵庫の野菜室で食品保存袋に入れて、保存しましょう。1週間以内が目安です。
桃を冷やして食べたいという方もいらっしゃる方も多いと思います。しかし、桃は性質上、冷蔵保管に非常に弱いのです。つまり、桃の美味しさを失ってしまいます。また、桃は冷気によって、本来の甘さが奪われてしまうのです。
ですので、桃を美味しく食べたいのなら、日持ちはしませんが、常温保存がおすすめです。食べる1-2時間前に冷蔵庫で冷やしましょう。
常温保存
桃の常温保存での目安は購入後3-4日です。桃の熟している状態によります。しかし、熟していると3日程度で傷み始めます。しかも、夏・秋は、果物を生のまま常温で保存するのは気温が高く簡単ではありません。
生の桃と缶詰の栄養の比較
以下に生と缶詰の桃の栄養成分を表示します。
例えば、水溶性のカリウムとビタミンCは缶詰だとシロップに溶け出してしまって、減ってしまっています。一方、黄桃には、白桃に含まれていないβカロテンが含まれています。
桃の生と缶詰の比較表
食品成分(100gあたり)/食品名 | 白桃 | 缶詰の白桃 | 缶詰の黄桃 | 黄桃 |
エネルギー (kcal) | 38 | 82 | 83 | 48 |
水分 (g) | 88.7 | 78.5 | 78.5 | 85.4 |
炭水化物 (g) | 10.2 | 20.6 | 20.6 | 13.4 |
水溶性食物繊維(g) | 0.6 | 0.5 | 0.5 | – |
不溶性食物繊維 (g) | 0.7 | 0.9 | 0.9 | – |
食物繊維総量 (g) | 1.3 | 1.4 | 1.4 | 1.9 |
ぶどう糖 (g) | 0.6 | ‘(6.5) | ‘(6.5) | 1 |
果糖 (g) | 0.7 | ‘(3.8) | ‘(3.8) | 1.2 |
桃の生と缶詰の比較:ミネラル
食品成分(100gあたり)/食品名 | 白桃 | 缶詰の白桃 | 缶詰の黄桃 | 黄桃 |
水分 (g) | 88.7 | 78.5 | 78.5 | 85.4 |
炭水化物 (g) | 10.2 | 20.6 | 20.6 | 13.4 |
ナトリウム(mg) | 1 | 4 | 4 | 0 |
カリウム (mg) | 180 | 80 | 80 | 210 |
カルシウム(mg) | 4 | 3 | 3 | 3 |
マグネシウム(mg) | 7 | 4 | 4 | 6 |
鉄 (mg) | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
亜鉛 (mg) | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
桃の生と缶詰の比較:ビタミン
食品成分(100gあたり)/食品名 | 白桃 | 缶詰の白桃 | 缶詰の黄桃 | 黄桃 |
βーカロテン | 0 | Tr | 160 | 140 |
βークリプトキサンチン | 9 | 0 | 97 | 130 |
αートコフェロール (mg) | 0.7 | 1.2 | 1.2 | 1.3 |
ビタミンB1 (mg) | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.02 |
ビタミンB2 (mg) | 0.01 | 0.02 | 0.02 | 0.02 |
ナイアシン (mg) | 0.6 | 0.3 | 0.3 | 0.7 |
ビタミンB6 (mg) | 0.02 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
ビタミンC (mg) | 8 | 2 | 2 | 6 |
まとめ
桃は果物から摂りたいさまざまな栄養補給ができる果物です。旬の時期にしか味わえないジューシーな桃を、たくさん楽しんでください。
桃の缶詰は、季節を問わず気軽に手に入るので、便利ですね。
今回は、桃に期待できる6つの健康!栄養がもたらす効能とは?を紹介しました。次回は、冬にかけて収穫が盛んになる、りんごの健康効果について紹介していきます。期待していてください。
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