こんにちは、寒くなっても、半袖で過ごしているまさやです。
最近、急に寒くなってきて、「急にのどが痛くなった…」、「咳止まらなくて苦しい…」、「鼻水が止まらない…」など、風邪の症状に苦しんでいる人はいませんか?それは、体内の免疫が最近やウイルスに負けてしまったから起こることです。
今回は、免疫が低下する原因8選!免疫力が低下すると病気になりやすい!?についてご紹介します。そこで、この記事では、知っておきたいぶどうに含まれる栄養6選について紹介していきます。筆者は大学で分子生物学を学び、ドラッグストアに就業しながら、薬・栄養の情報を12年勉強しており、月間10本以上、年間120本の論文を読んでいます。その知識・経験を踏まえて解説してきます。
ぜひ、最後まで読んで、自分が当てはまっていないかチェックしてみてください!
免疫が低下する8つの原因
免疫力とは、ウイルスや細菌、異物などから自分の体を守る抵抗力のこと。「生体の防衛システム」として私たちの体に備わっています。
免疫力が低下しやすくなる原因はさまざまです。
そこで、免疫力が低下しやすいといわれている人の特徴について紹介していきます。

生活が不規則な人
生活時間の乱れは要注意です。動物には体内時計(サーカディアンリズム)があり、自律神経や体内のホルモンの分泌などを制御して、今日も明日も同じ健康状態にするために一定に保っています。しかし、生活時間が乱れるとホルモンの量などが変化していまいます。体を一定の状態に保てなくなることが免疫力が低下する原因の1つです。
ストレスを受けている人
免疫が低下する原因には強いストレスがあります。強いストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、免疫力が低下します。すると、粘膜の表面でウイルスや病原体に効果的があり、体内への侵入を防ぐ「IgA抗体」と呼ばれるの免疫細胞の分泌が低下してしまうためです。
また、10℃の水に手首までを10分間浸けると、その後、IgAが低下するという研究結果も発表されています。寒さも同様にストレスとなり、特に筋肉量が少なく、熱の産生量が低い女性は要注意です。
ストレスを抱え込まないためには、精神をリフレッシュさせることが大切です。笑うと免疫細胞の一つの「ナチュラルキラー細胞」が活性化されます。毎日笑顔で過ごせる工夫をして、笑顔を絶やさないようにしましょう。
睡眠不足の人
免疫にとても重要なのは睡眠です。
睡眠時間と唾液中の免疫に重要な要素であるIgAの関係を見た研究より、睡眠が6時間以下で時間が短いほど唾液中のIgAの分泌量が低下していることがわかります。その結果から、睡眠時間の不足は免疫力低下を引き起こす原因の1つといえます。
7時間未満の睡眠時間の人は、8時間以上の人に比べて約3倍風邪にかかりやすいというデータもあります。
睡眠には気をつけましょう!
栄養が偏りがちな人
食事は、栄養バランスを心がけることが免疫を低下させるのを防ぐには大切です。
タンパク質不足に気をつけてください。タンパク質は免疫細胞や抗体の材料です。血液中のタンパク質であるアルブミン量が低い人は生存率が低いという調査があるのです。免疫力を上げるために特に重要な栄養素は、
タンパク質と食物繊維。タンパク質(肉、魚、豆腐など)は細胞の材料となるため、不足すると免疫細胞が作られにくくなり、
また、免疫力を高めるためには、身体全体の約7割もの免疫細胞が集中している腸の状態を良好に保つことが重要です。そのために、食物繊維を摂ることを心がけましょう。腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。
また、免疫を強化する抗酸化作用があるビタミンやミネラルにも気をつけた方が良いですね!
一方で、乱れた食生活は腸内環境を悪化させ、暴飲暴食は胃腸に負担をかけて腸が疲れてしまうことから、腸内の免疫細胞の力を落としてしまいます。食生活は免疫の面でも重要です。
激しい運動をする人
厳しいトレーニングを積み、鍛え上げた肉体を持つアスリートは、免疫力も高く保てていると思われがちです。
しかし、実は違います。適度な運動は免疫力アップに繋がりますが、過剰な運動は逆に免疫を低下させる原因です。過剰な運動をすると、身体に大きなストレスを与えてしまいます。
自律神経のバランスが乱れて免疫機能の働きが抑えられてしまうのです。
マラソンなどの強度の強い運動をした人は、しなかった人に比べて運動後に上気道感染症(風邪)にかかる率が2~6倍増加したという報告もあります。
早歩きくらいのウォーキングは、軽く息が上がる程度の運動がおすすめです。免疫力を低下を防ぐためには、楽にできる適度な運動にしましょう。

解熱鎮痛剤の飲みすぎ
人体に有用で免疫を構成している腸内細菌などの善玉とされている菌も死滅させてしまいます。なので、抗生物質の飲み過ぎは、免疫を低下の原因になります。
また、むやみに抗菌薬を服用することで「薬剤耐性菌」と呼ばれる薬を飲んでも効かない菌ができてしまいます。薬剤耐性菌は人から人へ感染する場合もあるため、非常に危険です。
自分だけではなく、大切な人への効き目まで低くなるため、必要の以上に抗菌薬を使うことは避けましょう。
解熱鎮痛剤は発熱は免疫力を高めるための生体防御反応を妨げてしまいます。そのため、飲み過ぎると免疫を低下させる原因です。
理由としては、ウイルスや細菌が体内に侵入すると、体は自分の免疫力を使って、ウイルスと細菌を退治しようとします。体の免疫力を高めるためには平熱よりも高い温度(体温)が必要です。そこで、体内では、温度設定を上げます。そうすることで、免疫細胞が活性化する状況を作り出します。
そのため、体内で免疫を活性化しようと熱を上げていました。それなのに、解熱鎮痛剤を飲みすぎることにより、体温上昇を妨げてしまうと免疫を低下させてしまっている要因になります。そのため、注意が必要です。
高齢者、乳幼児や妊婦
加齢とともに免疫細胞に分化する力が落ち、正常に働く免疫細胞が減ります。
加えて、新たに生まれた免疫細胞自体の機能も若いころより低いため、年を重ねるにつれて免疫力が落ちるのです。
また、乳幼児や子供も免疫力が低いです。なぜなら、新生児は母親にもらった免疫細胞に守られています。
しかし、その効力が切れると自前の免疫でウイルスや細菌から体を守らなけばなりません。しかし、免疫力は病原体にさらされながら獲得していく、獲得免疫がないのです。乳幼児らは免疫を獲得する過程にあるため、感染症にかかりやすくなっています。
また、妊娠も免疫力が低下させる原因です。
理由は、母体の免疫細胞が胎児を異物として攻撃しないようにするため、妊娠中は身体が免疫力を落とします。
そのときに、妊娠中は普段なら出ないような弱い感染症でも、合併症を起こして重症化してしまう可能性があります。
しかし、服用できる薬も限られているため、厳重注意が必要です。
喫煙者
タバコに含まれる有害物質が体内に入ること。それが免疫力を低下させる原因として挙げられます。
例えば、一酸化炭素が引き起こす慢性的な酸欠状態も原因の1つです。一酸化炭素は煙と共に体内に吸い込まれると、赤血球中のヘモグロビンと結合します。一酸化炭素と結合して、酸素の運搬が阻害されると慢性的な酸欠状態の発生です。酸欠により、体内で酸素が十分に行き渡らなくなります。そうすると、毛細血管などの末端への栄養分の運搬や老廃物の回収機能が衰えます。
また、ニコチンが血管を収縮させます。それにより、血流を悪化唾液分泌を低下、肺や気管支の呼吸器系から異物を外へ吐き出す線毛の働きを低下などタバコを吸うことで体内に悪影響をもたらすのです。
まとめ
気がつくと、ついついやってしまうことも免疫を低下する原因としてありましたね…
寒くなってきて、空気が乾燥する季節機なりました。免疫が低下している、かぜやインフルエンザにかかりやすいです。
そこで、次回はインフルエンザにかかってしまい苦しむ前に、次回は、「免疫力をUPさせるために必要なこと4選」について発信していきます。
免疫力を上げて風邪やインフルエンザにかからならないで、楽しい年末を過ごせる健康な体を手に入れましょう。
ぜひ楽しみにしていてください!

コメント
コメント一覧 (6件)
[…] では免疫力を下げてしまうのは、どのような原因があるのでしょうか? […]
[…] 前回、まとめた記事があるので、こちらから確認してください! […]
[…] 免疫が低下する原因については、以下で説明しています。 […]
[…] 免疫が低下する原因は、以下のページで確認してください。 […]
[…] 免疫系はストレスに弱いので、疲労や筋肉痛を起こすような激しい運動はストレスになります。ですので、免疫にとっては良くありません。免疫が低下する原因8選でご紹介したように心拍数の上限に気をつけましょう! […]
[…] 免疫が低下する原因8選! 生活習慣が乱れると病気にかかる? こんにちは、寒くなっても、半袖で過ごしているまさやです。 […]