鶏ムネ肉には疲労回復の栄養がある?! オススメする3つの理由!

鶏ムネ肉には疲労回復効果がある?

コロナ感染者が増えてきていますが、そろそろ旅行にいきたいと思っているまさやです。

暑さが続いて、たまった疲れが取れなくて困っている、せっかくの夏休みをエネルギッシュに過ごして、楽しみたい人は多いと想います!

そこでこの記事では、鶏ムネ肉には疲労回復の栄養がある?!オススメする3つの理由について紹介していきます。筆者は大学で分子生物学を学び、ドラッグストアに就業しながら、薬・栄養の情報を12年勉強しており、月間10本以上、年間120本の論文を読んでいます。その知識・経験を踏まえて解説してきます。

ぜひ、最後まで読んでください!

目次

鶏ムネ肉がダイエットに最適な2つの特徴

タンパク質が豊富

ムネ肉の栄養素でも、特に多いのがタンパク質です。タンパク質というものは、三大栄養素の一つで、筋肉や髪の毛肌、内臓など体のありとあらゆる部分の材料となる栄養です。その他にも、身体を動かしたり、消化を助けたり、酵素の素材となったり、免疫力アップしたり、カラダに欠かせない免疫細胞の材料ともなります。健康的な生活に欠かせない栄養素です。

脂質が少ない

ムネ肉には約75パーセントの水分が含まれます。また、脂肪分が少ないため、悪玉菌を異常増殖させる心配もなく、毎日食べられます。脂質を0にしたければ、皮や脂肪部分を取り除きます。脂質を取り除くと、胃腸などへの負担が減る効果もあるでしょう。胃腸への負担を減らすと、消化が活発になり、ダイエットの効果も高まります。
1日1食主菜をムネ肉に変えるだけでも効果があります。注意したいのは、主食や副菜とともにバランスよく食べることです。栄養が整ったところに、ムネ肉を加えるとダイエットに役立つ食事になりますよ。

食事の際に、注意するべきことは、ミートファーストもしくはベジファーストです。
炭水化物を最後に食べるようにすることで、糖質の吸収の抑制が期待できます。よろければ次の記事を読んでみてください。

鶏ムネ肉の3つの健康効果

鶏ムネ肉は、低カロリーでダイエット食材のイメージが強いです。低価格でお財布にも優しく、節約できる食材でもあります。体に悪いの?と心配してしまうほど、あまりにも価格が安いのですが、栄養面も優れています。

しかも鶏ムネ肉には、他のお肉には含まれない特別な栄養素が含まれていることはご存知であったでしょうか?
秘められた栄養素についてご紹介していきます。

代謝の促進が期待できる

代謝とは、体の中に取り入れた栄養をエネルギーや細胞に作り替えるなど、体の中のさまざまな化学反応のことです。鶏ムネ肉は、高たんぱく低脂肪の食材として知られており、代謝を促進する効果が期待できます。特に、運動をする方や健康的な体づくりを目指す方にとって、鶏ムネ肉は重要な栄養源となります。

最も有名なのがビタミンB6と呼ばれる成分です。ビタミンB6は補酵素とも呼ばれ、体内で稼働しているの酵素の働きを助けて代謝を促すという役割をしています。

鶏ムネ肉を毎日の食事に適量取り入れることで、代謝が促進され、健康的な体を維持しやすくなります。調理法にも工夫し、蒸す、焼くなどの方法でヘルシーに摂取することが大切です。

鶏ムネ肉が代謝を促進する理由

  • 高たんぱく質による筋肉の維持と増強
    鶏ムネ肉に含まれる豊富なタンパク質は、筋肉の修復や成長をサポートし、基礎代謝の向上につながります。
  • ビタミンB群の働き
    鶏ムネ肉にはビタミンB6やナイアシンが含まれており、エネルギー代謝をサポートし、体の疲労回復にも効果的です。
  • 低脂肪で消化が良い
    鶏ムネ肉は低脂肪で消化が良く、脂肪の蓄積を抑えながら効率よくエネルギーを得ることができます。

鶏ムネ肉ってダイエットに良いって聞いたんですけど、本当ですか?

はい、本当です。鶏ムネ肉は高たんぱく低脂肪なので、筋肉量を増やし、代謝を上げるのに効果的なんですよ。

運動しない人でも効果がありますか?

もちろんです。鶏ムネ肉に含まれるビタミンB群は、運動しなくてもエネルギー代謝を助けるので、日常生活の中でも役立ちますよ。

食べるタイミングはいつがいいんですか?

運動後や朝食に取り入れると、筋肉の回復や代謝の活性化に効果的です。

ビタミンB6は、特にアミノ酸の代謝を助けて皮膚を丈夫する、免疫細胞や神経を強化する、血液の中の赤血球を作るなどの働きをしています。つまり、健康的な体を維持するには、不可欠なビタミンです。

もし、ビタミンB6が不足してしまうと、肌荒れや吹き出物、口内炎など肌のトラブルが起こってしまいます、
さらに、貧血や胃腸の不調、手足のしびれなどにもつながります。

ビタミンB6は水溶性です。摂取しすぎても、通り過ぎても自然と体外に出て行きます。
そのため、ビタミンB6しっかり働かせるためには、一度にまとめてではなく、毎日少しずつとる習慣化が大切となっていきます。体にも優しく健康を保つのに。もっとうってつけの優秀な食材です。美容や健康に。ぜひ普段の食事に鶏むね肉を活用してくださいね。

鶏ムネ肉は、高たんぱく低脂肪で、代謝促進に役立つ食材です。筋肉を維持し、エネルギーの代謝をサポートすることで、健康的な体作りに貢献します。適切な調理法で毎日の食生活に取り入れ、無理なく健康維持を目指しましょう。

豚肉にも、同様にビタミンB6が含まれます。豚肉の健康効果を知りたい人は以下のページをご覧ください。

疲労回復効果が期待できる

鶏ムネ肉には低脂肪・高タンパクでヘルシーだけでなく、健康や美容に嬉しい栄養が含まれています。鶏肉の中でも鶏ムネ肉特有の栄養素が疲労回復成分が期待できるイミダゾールペプチドです。
イミダゾール・ジペプチドが、鶏むね肉に多く含まれるのは、鳥の元来の特徴に理由があります。
渡り鳥は、非常に長い距離を飛翔するにもかかわらず疲れないのは、羽を動かす胸肉にイミダゾール・ジペプチドが豊富に存在し、細胞の酸化を防いでいるためです。

イミダゾール・ジペプチドの摂取したときの疲労感の違いは以下の通りです。

https://japanpm.com/research.html より

イミダゾールジペプチド 400 mg を配合する飲料 を継続摂取することにより,摂取 2 週間後から摂取 8 週間後まで疲労感の改善作用がみられ,安定した 抗疲労効果が確認された。イミダゾールジペプチド 配合飲料は日常作業で毎日,疲労を自覚している人 に適した食品であると考えられた。

イミダゾールジペプチド配合飲料の 日常的な作業のなかで疲労を自覚している 健常者に対する継続摂取による有用性
Effect of Repeated Intake of Imidazole Dipeptides-containing Drink
on Healthy People with Feeling of Fatigue from Daily Activities
―The Results of 207 Volunteers Enrolled in the 1st Recruitment―
清水惠一郎  1) 福田 正博  2) 山本 晴章3)

鶏ムネ肉には、疲労回復を助ける成分が含まれており、日常生活や運動後の体の回復に役立ちます。特に、イミダゾールジペプチドという成分が、疲労を軽減し、持久力を向上させるといわれています。

鶏ムネ肉は運動後の回復食として最適であり、加熱調理してサラダやスープに加えることで、より手軽に摂取できます。また、疲労回復のためには、バランスの良い食事と適度な休息も重要です。

鶏ムネ肉が疲労回復に良い理由

  • イミダゾールジペプチドの働き
    鶏ムネ肉に多く含まれるイミダゾールジペプチドは、抗酸化作用があり、体の疲れを軽減し、回復を早める効果があります。
  • ビタミンB群によるエネルギー補給
    鶏ムネ肉に含まれるビタミンB群は、エネルギー代謝を助け、疲労回復を促進します。
  • 低脂肪で消化が良い
    体に負担をかけずに栄養を補給できるため、運動後の体の回復に適しています。

鶏ムネ肉が疲労回復に良いって聞いたんですけど、本当ですか?

はい、本当です。鶏ムネ肉に含まれるイミダゾールジペプチドという成分が、体の疲れを和らげる効果がありますよ。

どのくらい食べると効果がありますか?

1日100g程度を継続的に摂取すると、疲労回復効果を感じやすいです。

運動後に食べるのがいいんですか?

はい、運動後に食べることで、筋肉の回復やエネルギー補給に役立ちますよ。

そして、イミダゾール・ジペプチドには熱に強い性質があります。ただし、気をつけたいのが、水溶性なのです。ゆで鶏や蒸し鶏にしたときには、スープやソースなどの調理した茹で汁まで飲むようにしましょう。

鶏ムネ肉は、高たんぱく低脂肪で、疲労回復に役立つ優れた食品です。特に、イミダゾールジペプチドやビタミンB群が豊富に含まれており、筋肉の回復やエネルギー補給をサポートします。運動後や日常の食事に取り入れることで、健康維持や疲労回復に効果が期待できます。適量を継続的に摂取し、バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。

鶏ムネ肉の疲労回復効果は、熱中症予防も期待できます。熱中症予防で他に期待できる食材は以下のページに記載してあります。

アンチエイジングが期待できる

アンチエイジングや美容など健康美容のためにもバランスの取れた脂肪酸を摂取するのが必要になります。鶏ムネ肉は低脂質の食材ですが、脂質のバランスもすぐれています。鶏ムネ肉に含まれる脂肪酸という成分は、大きく分けてエネルギー源になる飽和脂肪酸とコレステロールを低減させる不飽和脂肪酸に分かれています。そして、鶏ムネ肉には、この二種類の脂肪酸がバランスよく含まれています。牛肉や豚肉は飽和脂肪酸が多く、そればっかり食べると偏っていてしまいます。鶏むね肉は不飽和脂肪酸が豚肉や鶏肉な牛肉などに比べて多く含まれています。そしてさらに、バランスがとりやすいため、鶏ムネ肉はおすすめです。

また、イミダゾール・ジペプチドには抗酸化作用も期待できます。抗酸化作用もには体の老化や様々な不調の原因となる炎症を抑えてくれるため、アンチエイジング作用があります。

実際に中高年男性を対象にしたヒト試験で、ここに挙げたイミダゾール・ジペプチドを主成分とした3種抗酸化剤配合健康ドリンクのリンパ球DNAの酸化傷害を軽減する試験が行われている。これは、体内で発生する活性酸素(酸化ストレス)によって細胞の中のDNAが傷害(切断)されることを防止することを調べる試験である。疲労や老化は細胞の遺伝子DNAの傷害が大きな原因になっていると言われているが、イミダゾール(400mg)、ビタミンC(300mg)、フェルラ酸(20mg)を配合した健康サポートドリンクは、体内でおこる活性酸素によるDNAの酸化傷害を顕著に軽減させることが確認されている。このことは、イミダゾール・ジペプチドが抗疲労や抗老化などに極めて有用な機能性素材であることを示唆している。少子高齢化の進行とともに、増加する生活習慣病や慢性的な疲労が我が国の健康問題として重大なものになりつつある。イミダゾール・ジペプチドは、その予防食材として今後、確実にその重要度を増していきそうである。

 健康美容EXPO [全研本社(株)] https://www.e-expo.net/information/imida/

鶏ムネ肉には、肌や体の老化を防ぐ効果が期待できる成分が豊富に含まれています。特に、抗酸化作用のある成分やコラーゲンの生成を助ける栄養素が、アンチエイジングに役立つとされています。

鶏ムネ肉を日常的に摂取し、野菜や果物と組み合わせることで、抗酸化作用をさらに高めることができます。また、適度な運動を取り入れることで、より健康的なアンチエイジングが実現できます。

鶏ムネ肉がアンチエイジングに良い理由

  • イミダゾールジペプチドの抗酸化作用
    鶏ムネ肉に多く含まれるイミダゾールジペプチドは、体の酸化ストレスを軽減し、細胞の老化を防ぎます。
  • コラーゲンの生成をサポート
    鶏ムネ肉には、肌の弾力やハリを保つコラーゲンの生成に必要なアミノ酸が豊富に含まれています。
  • 低脂肪でヘルシーな栄養補給
    体に余計な脂肪を蓄積させず、必要な栄養素を効率よく摂取できます。

鶏ムネ肉ってアンチエイジングに良いって聞いたんですけど、本当ですか?

はい、本当です。鶏ムネ肉に含まれるイミダゾールジペプチドは、細胞の老化を防ぐのに役立つと言われています。

どのくらい食べると効果がありますか?

1日100g程度を継続的に食べることで、アンチエイジング効果を期待できますよ。

どういう調理法がおすすめですか?

蒸し料理やスープにして食べると、栄養素をしっかり摂取できますし、消化も良いですよ。

鶏ムネ肉は、アンチエイジングに効果的な食材であり、細胞の老化を防ぐイミダゾールジペプチドや、肌の健康を保つコラーゲンの生成を助ける成分が豊富に含まれています。低脂肪でヘルシーなため、日常的に取り入れやすく、バランスの取れた食事の一部として活用できます。適切な調理方法で摂取し、野菜や果物と組み合わせることで、より効果的にアンチエイジングをサポートすることができます。

なぜ、ムネ肉は安いのか

節約食材の代表、鶏ムネ肉。節約レシピ特集では必ずと言っていいほど鶏ムネ肉が登場します。値段が安いことも鶏ムネ肉の大きな特徴ではないのでしょうか?

鶏ムネ肉の価格は100gで田舎だと安いお店で70円以下、セールの時だと60円以下というものも珍しくありません。
牛肉や豚肉はもちろん、同じ鶏肉の部位であるモモ肉やささみと比べても価格が安いです。

供給量が多い?!

安さの理由は需要と供給のバランスです。
ムネ肉が安い理由としては、ほかの部位(もも肉)よりも、おいしくないと感じる人が多いことが挙げられます。
安い=栄養素が無い、安い=カラダに悪いのでは?と気になっている方もいらっしゃいますよね?
価格の安さの謎は栄養ではなく、需要と供給のバランスが違うからです。

モモ肉よりもムネ肉の方が、一羽の鳥から取れる肉量が多いのです。そのため、ムネ肉はモモ肉よりも多くの人に供給できます。

需要量が少ない?!

そして、日本では、モモ肉のほうがムネ肉よりも人気があります。人気があるため、その分値段が高くなっています。
なぜなら、モモ肉は適度な脂肪が含まれています。なので、、そのまま調理しても、固くならずジューシーに誰でも仕上げれるのです。
一方、ムネ肉は脂肪がほとんど含まれていません。そのまま煮たり、焼いたりしてしまうと、パサパサで固くて、美味しくありません。日本では、さしが入ったは豚バラが人気あることも分かるように、日本人は脂肪がオーク重視で柔らかい肉を好みます。そのため、脂肪が少ない鶏むね肉はあまり人気がなくて需要が少ないです。

経費がかからない?!

鶏は牛・豚より飼育の手間がかかりません。
鶏は育成できる数が牛や豚より多く、狭い面積で飼育でき、育成日数も少ないです。まだ、成長速度も牛や豚より早くです。例えば、牛や豚が育成日数は年単位が必要なのに比べて、鶏は最短だと47日で出荷できます。
さらに、成長するのにかかるエサの量も変わってきます。牛や豚は1kgの肉を作るために必要な穀物も7kgほど必要です。

まとめ

鶏ムネ肉は、イミダゾールペプチドと呼ばれる疲労回復・アンチエイジングの効果が期待できる栄養素が含まれていることが分かりましたね。

鶏ムネ肉は安くて手に入れやすく疲労回復を期待できるので、ぜひ日々の食生活に取り入れてみてください。

今回は、鶏ムネ肉には疲労回復の栄養がある?!オススメする3つの理由についてを紹介しました。この夏で物価高+夏バテでささっと食べられるものがいいと思っている人が多い思います。ですので、次回は手軽に手に入れられる納豆の健康効果についてご紹介していきます。期待していてください!

鶏ムネ肉には疲労回復効果がある?

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

立命館生命科学部生命医科学科卒業➡️ドラッグストアへ就職 ♢大学で分子生物学を学び、薬・栄養の情報を発信。健康系を12年勉強、現在も継続中❗️ 国家資格取得済、薬機法に関する情報提供可能です。SNS運用代行(LINE、Instagram, TikTok)【薬機法、健康関係の構築代行承ります】お気軽にご相談ください

コメント

コメント一覧 (2件)

コメントする

目次